チャーター便とは、車両1台を貸し切って自社の荷物だけを運ぶ配送です。他社の荷物と混ざらないため、時間の正確さと荷物の安全性が求められる場面で選ばれます。
混載便との違い
一般的な宅配便は「混載便」と呼ばれ、複数の荷主の荷物をまとめて運びます。効率がよく単価は安いのですが、営業所を経由するため積み替えが発生し、到着時刻に幅が出ます。
チャーター便は集荷先から配達先まで直行します。積み替えがないため、荷物が傷つくリスクも低く、到着時刻を約束しやすくなります。

チャーター便が向いているケース
- 精密機器・美術品など、積み替えを避けたい荷物
- 納品時刻が厳密に決まっている(工場のライン、イベント会場など)
- 複数箇所を1台で回りたい
- 荷物量が多く、宅配便では複数口になってしまう
- 機密書類など、他の荷物と混ぜたくないもの
料金の考え方
チャーター便は距離制料金が基本です。10kmまで5,000円、50kmまで10,000円、100kmまで20,000円(税別)が目安になります。100kmを超える場合は基本運賃に1kmあたり120円が加算されます。
なお複数の配送先を1回の運行でまとめる「合わせチャーター」の場合、1件あたり1,500円を加算する形で対応しています。
付帯作業も承ります
| 作業内容 | 料金(税別) |
|---|---|
| 開梱作業 | 1,500円 |
| 梱包作業 | 1,500円 |
| 同時引取 | 1,000円 |
| 助手(1名・2時間まで) | 5,000円 |
| 待機料 | 2,000円/時間 |
「運ぶだけでなく、設置や開梱まで頼みたい」というご要望にも対応可能です。作業内容によってはお受けできない場合もありますので、まずはご相談ください。
チャーター便の使い方の例
チャーター便は「1台を一定時間押さえる」使い方ができるため、単純な1往復以外にもさまざまな運用が可能です。
| 使い方 | 内容 |
|---|---|
| 複数箇所の巡回 | 1台で数か所を回り、まとめて納品する |
| 搬入と引き取りを同時に | 新しい機器を納品し、古い機器を持ち帰る |
| 一日常駐に近い運用 | イベントや工事期間中、必要なときに動ける状態で待機 |
| 緊急時の予備車両 | 自社便が動かせない日の代替として |
同時引取は1件1,000円、助手が必要な場合は1名2時間まで5,000円(いずれも税別)で承っています。「運ぶ」以外の作業もあわせてご相談ください。
積めるもののサイズ感
軽貨物車両の荷室はおおむね長さ180cm前後、幅140cm前後、高さ120cm前後です。積載量は350kg程度が上限になります。
具体的には、段ボール箱であれば20〜30箱程度、パソコンや事務機器であれば複数台、パレット荷物であれば1枚分がおよその目安です。これを超える場合は、複数台での運行か別の車種でのご提案となります。
荷物のサイズが微妙で判断がつかないときは、寸法と個数をお伝えいただければ、その場で積載可否をご回答します。
よくある質問
チャーター便と宅配便では料金はどのくらい違いますか?
荷物の量によります。1〜2個口であれば宅配便のほうが安く、まとまった量や複数箇所を回る場合はチャーター便のほうが割安になることが多くなります。実際の条件でお見積もりするのが確実です。
待機時間が発生した場合はどうなりますか?
待機料として1時間あたり2,000円(税別)を申し受けます。あらかじめ待機が見込まれる場合は、事前にお伝えいただけると運行計画に織り込めます。
荷物の積み下ろしを手伝ってもらえますか?
対応可能です。人手が必要な場合は助手(1名・2時間まで5,000円/税別)の手配もできます。作業内容によってはお受けできない場合もあるため、事前にご相談ください。
この記事のまとめ
チャーター便は、車両1台を貸し切って自社の荷物だけを運ぶ配送です。要点をまとめます。
- 混載便と違い積み替えがないため、到着時刻を約束しやすく荷物も傷つきにくい
- 精密機器・機密書類・時刻厳守の納品・複数箇所の巡回に向く
- 料金は距離制。100km超は基本運賃に1kmあたり120円(税別)を加算
- 複数の配送先をまとめる合わせチャーターは1件1,500円(税別)の加算
- 荷室の目安は長さ180cm・幅140cm・高さ120cm前後、積載量は350kg程度まで
開梱・梱包・同時引取・助手の手配といった付帯作業もあわせて承ります。運ぶ以外のご要望もご相談ください。